カコモンノート

社会福祉士 過去問 第36回 問101

相談援助の理論と方法 令和5年度2024年

事例を読んで,就労継続支援B型事業所のE職員(社会福祉士)が,クライエントに危険が及ぶような行動を減らすために,行動変容アプローチを応用して行う対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。 〔事例〕知的障害があるFさん(20歳)は,作業中に興味があるものが目に入ると勢いよく外に飛び出してしまうことや,作業時間中でも床に寝転がること等の行動が度々あった。寝転がっているところに起き上がるよう声かけを行うと,引っ張り合いになっていた。Fさんのこれらの行動は,職員や仲間からの注目・関心を集めていた。そこで,Eは,Fさんが席に座って作業を継続することを目標行動にして支援を開始した。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 5
EXPLANATION

解説

正解は選択肢5。行動変容アプローチは、問題行動を性格ではなく学習された行動として捉え、行動の直前にある先行条件と直後に生じる結果との関係を分析して介入点を見つける。Fさんの寝転がる行動は職員や仲間の注目という結果によって強化されている可能性があるため、まずこの仕組みを分析することが出発点となる。席を立つたびに報酬を与えれば不適切行動を強化し、目標と逆の結果を招く。

KEY POINT
行動変容=先行条件→行動→結果を分析/ベースラインは介入前
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 社会福祉士国家試験 令和5年度 問101(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)
試験センターの「過去問題の使用について」に基づき、問題文・選択肢の内容は変えずに掲載しています。元のPDFから文字を起こしているため、ふりがなや改行・字間の空白は省いています。解説は当サイトが独自に作成したもので、試験センターとは関係ありません。法改正等により、現在では成立しない問題が含まれる場合があります。