カコモンノート

作業療法士 過去問 第53回 午後 問76

疾患・病態 第53回2018年2月(平成30年)

訓練開始時に熱感があり、体温は38.5℃であった。胸部を聴診したところ右下肺野に水泡音が聞かれた。この患者の胸部エックス線写真(別冊No.4)を別に示す。 最も考えられるのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正答は2。急な発熱(38.5℃)と右下肺野の水泡音(湿性ラ音)に加え、胸部エックス線で肺葉に一致した浸潤影(コンソリデーション)を認めれば、大葉性肺炎が最も考えられます。細菌性肺炎では区域・大葉性に広がる均一な陰影が特徴です。喘息(1)は発作性の呼気性喘鳴が主体で浸潤影は伴いません。特発性肺線維症(3)は網状影・蜂巣肺、慢性閉塞性肺疾患(4)は肺の過膨張・透過性亢進、びまん性汎細気管支炎(5)はびまん性の小粒状影が特徴で、いずれも急性発熱+局所の浸潤影という所見とは合いません。急性発熱・局所の湿性ラ音・浸潤影の組み合わせが要点です。

KEY POINT
急性発熱と局所の水泡音に肺葉性の浸潤影が加われば大葉性肺炎
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第53回 午後 問76(厚生労働省)
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