カコモンノート

作業療法士 過去問 第53回 午前 問76

疾患・病態 第53回2018年2月(平成30年)

歩行障害がある患者の頭部MRIのT1強調冠状断像(別冊No.6)を別に示す。腰椎穿刺を行い髄液を排出させたところ、歩行障害が改善した。 最も考えられるのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正答は2。腰椎穿刺で髄液を排出(タップテスト)したところ歩行障害が改善したという経過は、正常圧水頭症(NPH)に特徴的です。NPHは歩行障害・認知機能低下・尿失禁の三徴を呈し、髄液排除で症状が改善するのが診断的特徴で、シャント術で改善が期待できます。頭部MRIでは脳室拡大がみられます。Parkinson病(1)は髄液排出で改善しません。脳梗塞(3)・脳出血(4)・慢性硬膜下血腫(5)は髄液排出で歩行が改善する病態ではありません。「髄液を抜くと歩行が良くなる=正常圧水頭症」というキーワードで判断できることが要点です。

KEY POINT
髄液を抜いて歩行が改善するのは正常圧水頭症
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第53回 午前 問76(厚生労働省)
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