カコモンノート

社会福祉士 過去問 第36回 問40

地域福祉の理論と方法 令和5年度2024年

事例を読んで,包括的な支援体制の構築に向けて,社会福祉協議会のE職員(社会福祉士)が行う支援の方針として,適切なものを2つ選びなさい。 〔事例〕P地区では,Q国の外国人居住者が増加している。Fさんは,Q国の外国人居住者のまとめ役を担っており,Eのところに相談に訪れた。Fさんは,日常会話程度の日本語は話せるが,日本の慣習に不慣れなために,過去に近隣住民とトラブルが生じてしまい,地域で気軽に相談できる日本人がいない。Fさんを含めて,P地区で暮らす外国人の多くが,地域活動にはあまり参加していない状態で,地域から孤立しているようである。Eは,このような外国人居住者の社会的孤立の問題を解決するための対策を検討した。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1・3
EXPLANATION

解説

正解は選択肢1と3。外国人居住者の社会的孤立は、本人の日本語力や適応不足の問題ではなく、地域側の受入れのあり方の問題としてとらえる必要がある。Fさんらを講師として住民が学ぶ機会は相互理解を進め、当事者を教える側に位置づける点で有効である。あわせて外国人が主体的に参加できるよう既存の地域活動を見直すことが、包括的な支援体制づくりにつながる。

KEY POINT
多文化共生=当事者が担い手/地域活動の側を見直す
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 社会福祉士国家試験 令和5年度 問40(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)
試験センターの「過去問題の使用について」に基づき、問題文・選択肢の内容は変えずに掲載しています。元のPDFから文字を起こしているため、ふりがなや改行・字間の空白は省いています。解説は当サイトが独自に作成したもので、試験センターとは関係ありません。法改正等により、現在では成立しない問題が含まれる場合があります。