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看護師 過去問 第106回 午前 問110

精神看護学 平成28年度2017年2月19日

【事例】Aさん (38 歳、男性、会社員)。両親と3人暮らし。25 歳のころに双極性障害と診断された。3か月前から気分が落ち込み夜も眠れず、食欲もなくなり仕事を休むことが多くなってきた。無力感を感じるようになり、休職して精神科病棟に任意入院した。入院後は1日中ベッドで横になって過ごし、他の患者との交流もみられない。看護師が話しかけても簡単な返事をするだけで無表情である。食事は病室で摂取しており、摂取量は少ない。 入院後4週が経過した。昨日は、午前中ホールに1回出てきたが、すぐに病室に戻ってしまった。今朝、看護師がホールに出てきたAさんに「おはようございます」と声を掛けたところ、「おはよう」と答えただけで病室に戻ってしまった。夕方には他の患者とも会話をしたり、一緒にテレビを見たりするようになった。看護師が気分について尋ねると「まだ死にたい気持ちが残っている」と話した。このときのAさんの状態のアセスメントとして正しいのはどれか。2つ選べ。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2・4
EXPLANATION

解説

うつ病の症状回復過程:①身体症状・行動の回復(食欲・睡眠・活動)が先行、②気分・感情の回復は遅れる(行動回復後も希死念慮残る期間)、③回復期は自殺企図リスクが上昇する重要時期。Aさんの「活動増えるが希死念慮残る」は典型的回復過程。行動と感情の回復差・気分日内変動の理解が看護観察の中心。 看護師国試の頻出項目で確実な理解が求められる重要な事項である。

KEY POINT
うつ回復=行動先・感情後
出典:厚生労働省 第106回看護師国家試験 午前 問110(厚生労働省)
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