看護師 過去問 第110回 午前 問113
【事例】A さん 19 歳、男性!は、幼い頃から忘れ物や遅刻が多く、落ち着いて授業を受け ることが難しかった。学校からは精神科の受診を勧められていたが、受診することな く高校まで卒業した。卒業後は事務職として働きはじめたが、仕事上のトラブルで上 司や同僚から叱責を受けたことをきっかけに、仕事を無断で休むことが多くなった。 産業医から精神科外来を紹介され、両親とともに受診した。本人の診察と両親からの 生育歴の聴取が行われ、注意欠如・多動性障害ÚADHDÝ attention-deficit/hyperactivity disorder と診断された。 Aさん(38歳、女性)は、大腸癌の終末期である。癌性腹膜炎による症状緩和の目的で入院し、鎮痛薬の静脈内注射と高カロリー輸液が開始された。Aさんは自宅で過ごしたいと希望したため、医師と看護師で検討し、症状緩和をしながら自宅退院の方向で退院支援カンファレンスを開催することになった。 診察後、Aさんの両親は「親としてどうしたら良かったのでしょうか、私たちの育て方に問題があったのでしょうか」と外来看護師に話した。このときのさんの両親への対応として適切なのはどれか。
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正答 3
EXPLANATION
解説
発達障害(ADHD・ASD等)は脳機能の特性であり、養育方法が原因ではない。家族の自責感や育てにくさへの苦悩に対しては「育て方が原因ではない」と明確に伝え、罪悪感を和らげる必要がある。否定的表現は避け、特性を理解した上での支援方法を共に考える姿勢が大切。家族支援は治療の重要要素となる。 家族の罪悪感への支援が治療継続の鍵となる。
KEY POINT
発達障害=育て方原因でない「看護の統合と実践」の他の問題
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出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 AM 問113(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。図表・写真を含む問題は除外しています。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。
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