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看護師 過去問 第110回 午前 問114

看護の統合と実践 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん 19 歳、男性!は、幼い頃から忘れ物や遅刻が多く、落ち着いて授業を受け ることが難しかった。学校からは精神科の受診を勧められていたが、受診することな く高校まで卒業した。卒業後は事務職として働きはじめたが、仕事上のトラブルで上 司や同僚から叱責を受けたことをきっかけに、仕事を無断で休むことが多くなった。 産業医から精神科外来を紹介され、両親とともに受診した。本人の診察と両親からの 生育歴の聴取が行われ、注意欠如・多動性障害ÚADHDÝ attention-deficit/hyperactivity disorder と診断された。 Aさん(38歳、女性)は、大腸癌の終末期である。癌性腹膜炎による症状緩和の目的で入院し、鎮痛薬の静脈内注射と高カロリー輸液が開始された。Aさんは自宅で過ごしたいと希望したため、医師と看護師で検討し、症状緩和をしながら自宅退院の方向で退院支援カンファレンスを開催することになった。 Aさんは予約した受診日を忘れてしまい、受診できないことが度々あった。Aさんは、これまで忘れないための工夫を何もしてこなかったと外来看護師に話した。Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。

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正答 4
EXPLANATION

解説

ADHDの忘れやすさには代償方略(compensation strategy)の獲得が有効。受診日決定時にその場で予定表(手帳・スマートフォンカレンダー)に書き込む具体的行動を促す。家族管理依存は本人の自立を損なう、理由分析・不利益整理は抽象的で実行可能性が低い。具体的・実行可能・本人主体の支援が原則。

KEY POINT
ADHD=その場で予定書く
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 AM 問114(厚生労働省
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