カコモンノート
カコモンノート › 看護師 › 第115回 › 午後 問113

看護師 過去問 第115回 午後 問113

精神看護学 令和7年度2026年2月15日

【事例】A さん(26 歳、女性)は高校生のころからリストカットを繰り返し、 borderline personality ボーダーラインパーソナリティ症〈境界性パーソナリティ障害〉の診断を受けている。 最近仕事が忙しくなったパートナーに「今すぐ返事が欲しい。私を見捨てるのか」とメールを送り続け、帰宅したパートナーが、手首から血を流しているA さんを見つけた。パートナーに付き添われて総合病院の救急外来を受診したA さんは、意識清明で神経損傷はなく、手首の処置をした看護師に「消えてしまいたい。生きている意味がない」と話した。 A さんは興奮が続いたため、精神科医の診察を受け、入院となった。入院後は担当のB 看護師に何度も声をかけていた。入院3 日の深夜、B 看護師に「パートナーが電話に出ないので、私の代わりに電話してほしい」と依頼があった。B 看護師がすぐに対応できないことを伝えると「B さんを私の担当から外してほしい」と複数の看護師に訴えた。B 看護師は「私が忙しかったから、A さんを怒らせてしまった」と話している。 看護チームの対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4・5
EXPLANATION

解説

境界性パーソナリティ症患者のスプリッティング(分裂)に対しては、看護師個人で抱え込まずチーム全体で一貫した対応をすること、患者には枠組み(時間・場所)を明確に伝えることが基本。担当者交代は患者の操作に応じることになり症状を強化、パートナーへの代理連絡は患者の自立を妨げる。

KEY POINT
境界性パーソナリティ症=チーム一貫対応と枠組み提示。

「精神看護学」の他の問題

「精神看護学」133問をまとめて見る →

出典:厚生労働省 看護師国家試験 令和7年度 午後 問113(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文の内容は変えていません。ただし、原本で答を数字で書き込む形式(解答欄が「①②」のような桁)の計算問題16問だけは、Webで解けるように選択肢式に直しています。正答は公式の正答値表と一致することを確認しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。