カコモンノート

理学療法士 過去問 第52回 午後 問9

60歳の男性。右利き。脳梗塞を発症し、回復期リハビリテーション病棟に入院中である。食事時に右手でスプーンの柄を握りこんでしまい、うまくスプーン操作ができず、介助が必要になることが多いが、少しずつ食事動作が円滑にできる場面が増えてきている。頭部 MRIを別に示す。この食事動作の病態として考えられるのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

スプーンを握りこんでしまい道具をうまく操作できないのは、麻痺や感覚障害ではなく道具の使用や一連の動作の障害であり、観念失行に相当する。少しずつ動作が円滑になる経過も高次脳機能障害としての回復に合う。握りこめている以上は運動麻痺では説明できず、見て分からない視覚性失認や姿勢保持の運動維持困難とも異なる。したがって観念失行が正しい。

KEY POINT
道具をうまく使えない状態は観念失行を示す。
出典:image: 厚生労働省 第52回理学療法士国家試験 午後別冊PDF p.9 No.3(厚生労働省)
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