カコモンノート

作業療法士 過去問 第58回 午前 問5

解剖・運動学 第58回2023年2月(令和5年)

42歳の女性。最近、手の震え、歩行時のふらつきがひどくなり、神経内科を受診した。精査の結果、脊髄小脳変性症と診断された。頭部MRI(別冊No.1)を別に示す。 頭部MRIの画像で正しいのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

正答は4。脊髄小脳変性症は小脳や脳幹の変性を主体とし、頭部MRIでは小脳(虫部・半球)の萎縮による脳溝の開大や第四脳室・小脳周囲槽の拡大、多系統萎縮症型では脳幹(橋)の萎縮が特徴的に描出される。手の震え(企図振戦)・歩行時のふらつき(体幹失調)という小脳性運動失調の臨床像とも一致する。他の選択肢は正常像や小脳以外の部位の所見を示すものと考えられ該当しない。図の詳細な見え方によらず、小脳萎縮を示す画像が正しいという鑑別の原則を押さえておくとよい。

KEY POINT
脊髄小脳変性症のMRIは小脳萎縮による脳溝開大と第四脳室の拡大
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第58回 午前 問5(厚生労働省)
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