カコモンノート

作業療法士 過去問 第59回 午前 問20

疾患・病態 第59回2024年2月(令和6年)

80歳の男性。3年前にAlzheimer型認知症と診断された。妻の介護で在宅生活を続けてきたが、夜間不眠、妄想と興奮が顕著となり入院治療を受けた。その後、症状が落ち着き、在宅復帰の前段階として介護老人保健施設に入所した。 この入所者の行動・心理症状の評価で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 5
EXPLANATION

解説

正答は5のNPI。NPI(Neuropsychiatric Inventory)は妄想・幻覚・興奮・抑うつ・不安・脱抑制・易刺激性・夜間行動などを評価する、認知症の行動・心理症状(BPSD)に特化した評価尺度で、本例の夜間不眠・妄想・興奮の評価に適し正答。ADASは認知機能(記憶・言語等)、CDRは認知症の重症度、FABは前頭葉機能、FASTはAlzheimer型認知症の生活機能に基づく進行度分類であり、いずれもBPSDそのものを評価する尺度ではない。キーポイントは、認知機能検査・重症度分類とBPSD評価尺度を区別し、目的に応じて使い分けることである。

KEY POINT
NPIは妄想・興奮・夜間行動などBPSDを評価する尺度
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第59回 午前 問20(厚生労働省)
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