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看護師 過去問 第106回 午前 問93

人体の構造と機能 平成28年度2017年2月19日

【事例】Aさん(53 歳、男性、会社員)は、1週前から倦怠感が強く、尿が濃くなり、眼の黄染もみられたため、近くの医療機関を受診し黄疸と診断された。総合病院の消化器内科を紹介され受診した。時々、便が黒いことはあったが、腹痛はなかった。既往歴に特記すべきことはない。来院時のバイタルサインは、体温36.8 ℃、脈拍68/分、 血圧134/82 mmHg であった。血液検査データは、アルブミン4.2 g/dL、AST〈GOT〉69 IU/L、ALT〈GPT〉72 IU/L、総ビリルビン14.6 mg/dL、直接ビリルビン12.5 mg/dL、アミラーゼ45 IU/L、Fe 27 μg/dL、尿素窒素16.5 mg/dL、クレアチニン0.78 mg/dL、白血球9,200/μL、Hb 11.2 g/dL、血小板23万/μL、CRP 2.8 mg/dLであった。 細胞診の結果、クラスⅤで膵頭部癌と診断された。上部消化管内視鏡検査で十二指腸に出血を伴う膵癌の浸潤を認め、胃切除を伴う膵頭十二指腸切除術が行われた。術後、中心静脈栄養法(IVH)を行ったがインスリンの投与は必要ないと判断された。経過は良好であり、食事が開始された。このときのAさんに対する説明で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

膵頭十二指腸切除術(PD)後の食事:①ダンピング症候群が起こりやすい(胃排出機能異常・小腸への急速流入)、②少量頻回食、③脂質制限は不要(適度な摂取必要、必要時消化酵素補充)、④カロリー制限は不要(術後栄養維持)、⑤便秘よりむしろ下痢が起こりやすい(胃酸・膵液変化)。術後食事指導が看護の中心。

KEY POINT
PD術後=ダンピング症状
出典:厚生労働省 第106回看護師国家試験 午前 問93(厚生労働省)
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