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看護師 過去問 第107回 午後 問108

小児看護学 平成29年度2018年2月18日

【事例】A さん(32 歳、男性)。自宅の部屋で多量の鎮咳薬を見つけた母親に心配され、自宅近くの病院を受診した。「5年前、仕事が忙しくなって風邪がなかなか治らないことがあった。そのときに処方された咳止めの薬を飲むと、頭がボーッとして気持ちが良かったのがきっかけで、近所の薬局で咳止めを買うようになった。3年前から飲む量が増えるようになり、やめられなくなっている。仕事もうまくいかなくなり、退職した」と言う。A さんは紹介を受けた精神科を受診した。 A さんは鎮咳薬による薬物依存症と診断され、任意入院となった。入院2週後、A さん、主治医および担当看護師で、今後の治療について話し合った。 さらに2週が経過し、A さんは鎮咳薬の服用をやめる意思を強く固め、今後の依存症の治療について真剣に考えるようになった。A さんの父親はA さんが幼少期のころ死亡しており、A さんは母親と2人で暮らしていた。母親は週2回面会に来て、A さんに対して小さな子どもに接するように世話をしていた。担当看護師が母親と今後のことについて話すと、母親は「私が何とかします。私しかこの子の力になってあげられないのです。本当はもっとAにしっかりして欲しい。でも、そう言うとAは怒ってしまいます」と話した。担当看護師の母親への声かけで適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

薬物依存症患者の母親への対応(共依存への気づき促進):「Aさんが自分でできるようサポートしましょう」と本人の自立を支える関わりを提案。母親の過保護が依存助長要因となるため、共依存からの脱却が回復の前提。怒らせない・今までどおり・親戚頼みは共依存維持で不適切。家族支援も治療の重要要素。 共依存からの脱却支援を体系的に理解する。

KEY POINT
共依存=本人の自立を支援
出典:厚生労働省 第107回看護師国家試験 午後 問108(厚生労働省)
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