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看護師 過去問 第109回 午前 問91

疾病の成り立ちと回復の促進 令和元年度2020年2月16日

【事例】A さん (60 歳、男性、元建設業) は、妻(57 歳) と2 人暮らし。2 年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。 バイタルサイン:体温36.0 ℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88 mmHg、 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86〜90 % (oom air)。 身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。 血液所見:赤血球370 万/μL、Hb 8.8 g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2 g/dL、 アルブミン3.8 g/dL、CRP 1.5 mg/dL。 動脈血液ガス分析 (room air):pH 7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40 Torr、 動脈血酸素分圧〈PaO2〉63 Torr。 胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。 A さんの呼吸困難の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1・3
EXPLANATION

解説

がん患者の呼吸困難の原因は多岐にわたる:①胸水貯留(胸膜転移・低アルブミン血症)、②貧血(化学療法・出血・骨髄抑制)、③肺塞栓症、④肺炎、⑤がん性リンパ管症、⑥気道狭窄。胸水と貧血は終末期に頻発する。気胸・CO2ナルコーシス・呼吸性アルカローシスは特定病態で頻度は低い。原因に応じた対症療法を行う。 終末期の症状緩和ケアにつながる病態評価。

KEY POINT
呼吸困難=胸水・貧血
出典:厚生労働省 第109回看護師国家試験 午前 問91(厚生労働省)
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