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看護師 過去問 第111回 午前 問92

基礎看護学 令和3年度2022年2月13日

【事例】A さん (60 歳、男性、会社員)は息子2人が独立して遠方で暮らしており、2年前に妻と死別して以来、1人暮らし。直腸癌と診断され、腹会陰式直腸切断術、人工肛門造設術を行うと外来で説明を受けた。A さんは看護師に対して「人工肛門を作ると聞いています。便が出てくる場所がどこなのかよくわからなくてイメージできない」 と話した。 A さんの手術は予定通り終了した。術後1日、会陰部から挿入されたドレーンからは、淡血性の排液が 10 mL/時で流出していた。バイタルサインが安定していることを確認した後、Fowlerファウラー位にして 15 分が経過したところで、A さんからナースコールがあった。看護師が訪室すると「おしりが濡れているような気がする」と言う。確認すると、会陰部のガーゼに淡血性の浸出液を認めた。A さんへの対応で最も優先度が高いのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

ファウラー位後の会陰部ガーゼ浸出液は、ドレーンが体位変換で屈曲・閉塞し排液が会陰部に漏出した可能性が最も高い。最優先はドレーン屈曲・閉塞の確認である。仰臥位への変更はドレーン位置の問題が解決しなければ無効、排液バッグ交換・消毒は原因確認後の対応。バイタル安定で大量出血の徴候はないため出血よりも排液漏出を疑う。

KEY POINT
術後排液異常→ドレーン閉塞確認
出典:厚生労働省 第111回看護師国家試験 午前 問92(厚生労働省)
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