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看護師 過去問 第113回 午後 問98

老年看護学 令和5年度2024年2月11日

【事例】A さん(71 歳、女性)は夫と10 年前に死別し、1人で暮らしている。息子は結婚して他県に住んでいる。A さんは、3か月前に脳梗塞を発症して要介護1となり、介護老人保健施設に入所した。 A さんは老人性白内障があるが日常生活動作〈ADL〉に支障はなく、認知機能やコミュニケーションに問題はない。食事は自力で摂取できる。紅茶が好きで、毎日カップ2、3杯は飲んでいる。我慢できない強い尿意があり尿が漏れてしまうため、下着に尿取りパッドを付けている。トイレには自力で移動でき、下着やズボンの上げ下ろしは自立している。排便は2日に1回である。 4、5日前からAさんは倦怠感を訴え、ベッドで寝ていることが多くなった。食欲が落ちてきて、1日の水分摂取量も減少した。トイレでの排尿が間に合わないことが多くなり、頻回に尿失禁するようになった。看護師がAさんの尿取りパッドの交換を介助すると尿臭が強く、色も茶褐色であった。Aさんが「おしっこをするとお腹の下の方が痛い。体がだるい」と看護師に訴えたため、体温を測定すると37.5 ℃であった。看護師がAさんの状況を施設の医師に報告すると、抗菌薬を内服するように指示が出された。Aさんへの看護師の対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

尿路感染や排尿障害がある高齢者には日中の飲水促進(尿路内細菌洗い流し)が有効。下腹部マッサージは効果限定、抗菌薬の自己管理は服薬コンプライアンス低下リスク、離床促進は基本だが本問の症状改善には日中飲水が直接的。脱水予防と尿路感染予防のための水分摂取指導は基本。高齢者の特性を踏まえた個別的なケアが老年看護の基本姿勢となる。

KEY POINT
尿路症状=日中飲水
出典:厚生労働省 第113回看護師国家試験 午後 問98(厚生労働省)
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