カコモンノート

理学療法士 過去問 第57回 午後 問8

47歳の女性。多発性硬化症。30歳で発症し、寛解と増悪を繰り返した後、完全寛解していた。1週前に視力低下と小脳症状が出現し、入院となった。視神経と右小脳半球に脱髄を認める。過回内テストで図のような動きが観察された。この患者にみられる所見はどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3
EXPLANATION

解説

小脳半球の障害では、目標に手を運ぶ際に距離や範囲を正しく制御できず、行き過ぎ(測定過大)や届かない動きが生じる。過回内テストで目標を通り越すような運動が観察されており、これは測定異常(dysmetria)にあたるため選択肢3が正しい。振戦や運動分解、反復拮抗運動不能も小脳症状だが、この課題で示される「目標に対する到達距離のずれ」を最もよく表すのは測定異常である。

KEY POINT
目標への到達距離がずれる動きは小脳性の測定異常。
出典:厚生労働省 理学療法士国家試験 第57回 午後 問8(厚生労働省)
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