カコモンノート

作業療法士 過去問 第55回 午後 問3

評価・検査 第55回2020年2月(令和2年)

54歳の男性。勤務中に突然の気分不快を訴え病院を受診し、脳梗塞による左片麻痺にて入院となった。妻と子供との3人暮らしで家事は妻が担っていた。職業は会社員で事務仕事を行い、会社までは電車で通勤していた。3か月が経過して、ADL は自立し、患者は復職を希望するようになった。Brunnstrom 法ステージは上肢Ⅲ、手指Ⅱ、下肢Ⅴで病院内外の杖歩行は自立している。認知機能に明らかな問題はない。 この時点での IADL 評価で優先すべきなのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

本例は事務職への復職を希望し、通勤に電車を利用していた会社員です。ADLは自立し院内外の杖歩行も可能なため、復職の可否を左右するIADLとして、まず優先的に評価すべきは通勤に直結する公共交通機関の利用であり選択肢2が適切です。買い物・食事の用意・火の始末・ベッドメイキングは主に家事に関わる項目で、家事は妻が担っており本人の復職目標との優先度は相対的に低くなります。IADL評価は本人の生活背景と目標(ここでは復職・通勤)に沿って優先順位を決めるという視点が押さえどころです。

KEY POINT
IADL評価は目標に沿い、復職例では公共交通機関の利用が優先
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第55回 午後 問3(厚生労働省)
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