カコモンノート

社会福祉士 過去問 第35回 問118

相談援助の理論と方法 令和4年度2023年

事例を読んで,病院のK医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のこの時点の対応として,適切なものを2つ選びなさい。 〔事例〕Lさん(59歳,女性)は,利き腕を複雑骨折し入院してきた。手術後も後遺症から細かい作業が困難となった。家族の見舞いはなく,不自然なあざがあり,退院を強く渋ったため,病棟の要請でK医療ソーシャルワーカーが面接を開始した。Lさんは徐々に心を開き,会社員の夫(64歳)から長年毎日のように暴力を受けてきたこと,高校卒業後すぐ結婚し妊娠したため働いたことがないことを話してくれた。子どもたちは他県で家庭を築いているが,経済的余裕はなく,他に頼れる親戚はいないそうである。離婚は考えるものの,収入がなく,今後の生活が心配だという。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3・4
EXPLANATION

解説

正解は選択肢3と4。長年の暴力があり不自然なあざも確認される状況では身の安全の確保が最優先であり、行政から委託を受けた民間シェルターという避難先を選択肢として説明することが適切である。あわせて、就労経験がなく収入がないという不安に応え、離婚や今後の生活に必要な情報を提供し生活設計を共に考える。選択肢1は加害者への連絡であり危険を高める。

KEY POINT
DV=安全確保が最優先/加害者への連絡は不可/避難先+生活設計
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 社会福祉士国家試験 令和4年度 問118(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)
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