カコモンノート

介護福祉士 過去問 第38回 問47

生活支援技術 令和7年度2026年1月25日

Aさん(80歳,女性,要介護3)は,介護老人福祉施設で生活している。食事は見守りのもとでほぼ自力で摂取しているが,嚥下機能は低下してきている。医師からは,食事摂取に配慮するように指導されている。ある日の昼食中,Aさんは食事を1/3ほど食べたところで箸を止め,表情がこわばり,呼吸もやや浅くなった。次の記述のうち,介護福祉職が医療職に報告すると同時に,最初に行う対応として,最も適切なものを1つ選びなさい。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正解は2。食事の途中で動きが止まり、表情がこわばって呼吸が浅くなったら、まず疑うのは食べ物がのどに詰まりかけている窒息・誤嚥。口の中に食べ物が残っていないかをすぐに見て、あれば取り出す。窒息は数分で命に関わるので、血圧や薬より先に気道を確かめる。だから2が正しい。

1は、血圧を測っている間に窒息が進む。原因の確認が先。
3は、口すぼめ呼吸はCOPD などで息を吐きにくい人の呼吸法。詰まりかけている人に促しても意味がない。
4は、仰向けにすると、口の中の食べ物がのどの奥に落ちて気道をふさぐ。体を起こすか、前かがみにする。
5は、原因が分からないうちに薬を飲ませると、薬そのものが詰まる。

根拠:出題基準「生活支援技術」自立に向けた食事の介護(誤嚥・窒息時の対応)、出題基準「医療的ケア」緊急時の対応。窒息への対処の手順は日本救急医学会・日本蘇生協議会の一次救命処置(気道異物除去)と同じ考え方。

KEY POINT
食事中に急に止まって表情がこわばったら窒息を疑い、まず口の中を見る。仰向けと服薬は危険。
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 第38回介護福祉士国家試験 問題47(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)
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