カコモンノート
カコモンノート › 看護師 › 第108回 › 午後 問111

看護師 過去問 第108回 午後 問111

精神看護学 平成30年度2019年2月17日

【事例】A さん(19 歳、男性、専門学校生)は、1人暮らし。「皆が自分を嫌っている」と言い、昨年から学校を休学し、アパートに引きこもるようになった。先週、夜中に大声で叫ぶ日が続いたため、アパートの管理人が両親へ連絡をした。連絡の翌日、A さ んの両親が訪ねてみると、A さんは「隣の人に嫌がらせを受けている。助けてくれ」 と叫び続けたため、両親とともに精神科病院へ行き、その日のうちに任意入院となった。A さんは統合失調症と診断され、抗精神病薬による治療が開始された。 入院後2か月。A さんは症状も落ち着いてきたため、退院の準備をすることになった。A さんは看護師に「病気はすっかりよくなったのに、ずっと薬を飲まなければならないのか。体がだるく、体力が落ちた気がする。朝から学校へ行けるかどうか心配だ」と話した。A さんの退院の準備のために行う支援で優先度が高いのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

統合失調症患者の退院前服薬心理教育(psychoeducation)は再発予防の鍵。①病気と薬物療法の正しい知識、②服薬中断のリスク、③副作用への対応、④症状悪化のサイン、⑤社会資源活用。服薬心理教育が退院後の生活機能維持に最も重要。食事援助・筋トレ・アサーティブは補助的支援で優先度は服薬教育の方が高い。

KEY POINT
退院=服薬心理教育
出典:厚生労働省 第108回看護師国家試験 午後 問111(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文の内容は変えていません。ただし、原本で答を数字で書き込む形式(解答欄が「①②」のような桁)の計算問題16問だけは、Webで解けるように選択肢式に直しています。正答は公式の正答値表と一致することを確認しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。