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看護師 過去問 第108回 午後 問113

精神看護学 平成30年度2019年2月17日

【事例】A さん(40 歳、男性、会社員)は、うつ病と診断されていた。最近、仕事がうまくいかず、大きなミスを起こし、会社に損失を与えたことから自分を責め不眠となり、 体重が減少した。ある朝、リビングの床で寝ているAさんを妻が発見し、大きな声で呼びかけたところ、A さんは1度目を開けたが、すぐ目を閉じてしまった。ごみ箱に、からになった薬の袋が大量に捨ててあり、机には遺書があった。救急搬送後、 意識が清明となり、身体的問題がないため精神科病院に入院となった。 入院後1か月、A さんのうつ症状は改善を認めたが、同室患者とトラブルが続き、不眠や多弁傾向となった。また焦燥感が強く落ち着いて食事ができなくなった。そのため双極性障害と診断され、主治医から炭酸リチウムの内服の指示が出た。A さんは炭酸リチウムを服用して1週後、手の震え、嘔気が出現した。A さんの手の震え、嘔気の原因を判断するための検査で最も適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

炭酸リチウムは双極性障害の気分安定薬。①治療域が狭い(0.4〜1.0mEq/L)、②中毒症状=手の震え(振戦)・嘔気・嘔吐・下痢・運動失調・意識障害(致死的)、③腎排泄のため脱水・腎機能低下で血中濃度上昇、④定期的な薬物血中濃度測定が必須。震え・嘔気は中毒疑いで血中濃度測定が最優先となる。 炭酸リチウムの治療域と中毒症状を理解する。

KEY POINT
リチウム=血中濃度測定
出典:厚生労働省 第108回看護師国家試験 午後 問113(厚生労働省)
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