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看護師 過去問 第109回 午前 問98

基礎看護学 令和元年度2020年2月16日

【事例】A さん(81 歳男性)は、妻 (73 歳)と2人暮らし。自宅でのは自立し、認知機能に障害はない。 A さんは食欲不振と腹部不快感、微熱を主訴に受診したところ、急性胆囊炎と診断され、その日のうちに入院した。A さんのバイタルサインは、体温37.3 ℃、呼吸数22/分、脈拍90/分、血圧136/84 mmHg。入院後は絶飲食の指示があり、持続点滴静脈内注射と抗菌薬の投与が開始された。トイレ歩行の許可は出ている。 入院後、妻がAさんについて「入院してからよく寝ています。時々ここが病院だとわからないようです。話しかけても気づかず、天井を眺めていることもあるし、しゃべり続けることもあります」と看護師に訴えた。Aさんのバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧144/80mmHg。Aさんの状態で最も考えられるのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

高齢者の入院後の急性発症の意識変容(傾眠・場所の見当識障害・会話のつじつまが合わない・話しかけに気付かない)はせん妄を最も強く疑う。せん妄は注意・意識の急性・変動性障害で身体的誘因(感染・手術・薬剤・脱水・環境変化)を伴う。うつ病は持続的気分障害、ナルコレプシーは過眠で別病態である。 せん妄の早期発見と原因除去が回復を支える。

KEY POINT
急性意識変容=せん妄
出典:厚生労働省 第109回看護師国家試験 午前 問98(厚生労働省)
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