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看護師 過去問 第110回 午前 問101

老年看護学 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん(77 歳、男性) は、妻 (79 歳) と2 人暮らし。5 年前に Alzheimer〈アルツハイマー〉型認知症と診断された。現在のMMSE 〈Mini-mental State Examination〉は18 点。家では、食事は準備すれば自分で摂取できる。排泄は尿意や便意ともにあり、トイレで排泄できる。入浴は妻の介助でシャワー浴を行っているが、機嫌が悪いと「うるさい」と怒鳴り、介助を拒否する。A さんはにぎやかな場所が苦手であり、また、時々1人で外に出て行ってしまい家に帰れなくなることがある。 最近、A さんが妻の介助を激しく拒否し大声で怒鳴ることが多くなってきたため、 妻は介護支援専門員に相談した。相談の結果、妻の介護負担を軽減する目的で、A さんは通所介護を利用することになった。 入院し、鎮痛薬の静脈内注射と高カロリー輸液が開始された。 A さんは自宅で過ごしたいと希望したため、医師と看護師で検討し、症状緩和をしながら自宅退院の方向で退院支援カンファレンスを開催することになった。 通所介護でレクリエーションが始まり、A さんは周囲を見ていたが、しばらくするとそわそわしながら席を離れていなくなった。その後、看護師は、介護職員からA さんがゴミ箱に排尿していたという報告を受けた。このときのA さんへの看護師の対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

認知症患者がゴミ箱に排尿する行動はトイレを認識できない、または尿意は感じても場所がわからない状態を示す。看護師がトイレへの誘導・同行を行うことで適切な排泄行動を支援する。ゴミ箱を隠す・おむつ強制は本人の尊厳を損なう、定時誘導は併用するが、まず尿意のサインを捉えて同行することが優先される。 排泄サインの観察と適切なタイミングでの誘導が要。

KEY POINT
排泄失敗=トイレ同行
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 午前 問101(厚生労働省)
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