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看護師 過去問 第110回 午後 問113

看護の統合と実践 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん(35 歳、男性)は1人暮らし。両親は他県に住んでいる。30 歳のときに双極性障害と診断され、これまでに4回の入退院を繰り返している。給料をインターネットゲームの利用料金で度々使い果たし、それが原因で両親と何度も口論になったことがある。仕事では同僚とトラブルを起こすたびに転職を繰り返しており、今回も同僚と口論になり自ら退職した。A さんは「前の職場の同僚に嫌がらせをしてやる」 と母親に電話をかけ、心配した両親が一緒に精神科病院を受診した。診察室では多弁で大きな声を出し、椅子を蹴るなどの行為がみられた。医師の診察の結果、入院して治療することになった。 入院後1週、身体的拘束は解除された。A さんは常に動き回り、他の患者への過干渉が続いている。食事中に立ち上がりホールから出ていこうとするため、看護師が止めると強い口調で言い返してくる。A さんは「ゲーム関連の仕事を探したい。早く退院させろ」と日に何度も看護師に訴えるが、主治医は退院を許可していない。A さんへの対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 1
EXPLANATION

解説

興奮・過活動・過干渉の患者には刺激の少ない静かな環境(休息できる場所)への誘導で症状軽減を図る。退院や仕事の話題は医師の判断で時期尚早、過干渉理由の確認はラポール形成後。安心できる物理的環境提供が最初の対応。攻撃性・過干渉は精神症状の一部と理解し、本人を尊重した対応が重要となる。 静かな環境で症状鎮静を図る対応が基本。

KEY POINT
興奮=休息環境へ誘導
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 午後 問113(厚生労働省)
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