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看護師 過去問 第110回 午後 問112

人体の構造と機能 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん(35 歳、男性)は1人暮らし。両親は他県に住んでいる。30 歳のときに双極性障害〈bipolar disorder〉と診断され、これまでに4回の入退院を繰り返している。給料をインターネットゲームの利用料金で度々使い果たし、それが原因で両親と何度も口論になったことがある。仕事では同僚とトラブルを起こすたびに転職を繰り返しており、今回も同僚と口論になり自ら退職した。A さんは「前の職場の同僚に嫌がらせをしてやる」と母親に電話をかけ、心配した両親が一緒に精神科病院を受診した。診察室では多弁で大きな声を出し、椅子を蹴るなどの行為がみられた。医師の診察の結果、入院して治療することになった。 入院時、A さんのBMI は29.5。この数日は食事をとっていなかった。入院後も興奮状態がおさまらず、壁に頭を打ちつけはじめたため、医師から抗精神病薬の点滴静脈内注射と身体的拘束の指示がでた。 身体的拘束中のA さんの看護で正しいのはどれか。2つ選べ。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2・3
EXPLANATION

解説

身体的拘束中の看護:①肺血栓塞栓症(PE)予防(弾性ストッキング・足関節運動・水分摂取)、②深部静脈血栓症予防、③頻回な観察と訪室を本人に伝え安心感を提供、④バイタル・循環・皮膚状態確認、⑤拘束最小限化への移行検討。水分摂取最小化・看護師判断のみでの解除は不適切。医師指示と多職種評価が原則。 安全配慮と人権尊重を両立させた看護が求められる。

KEY POINT
拘束中=PE予防+頻回観察
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 午後 問112(厚生労働省)
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