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看護師 過去問 第113回 午前 問99

老年看護学 令和5年度2024年2月11日

【事例】A さん (72 歳、女性)は、1人で暮らしている。小学校の教員を定年退職後、書道教室に月2回、体操教室に月1回通っている。20 年前に高血圧症と診断され、月に 1回かかりつけの病院を受診し、内服治療をしている。6か月前から、A さんは病院の受診日を間違えたり、書道教室の日時を忘れることがあり、かかりつけの医師に相談した。A さんは認知症専門医を紹介され、Mini-Mental State Examination 〈MMSE〉18 点で、軽度のアルツハイマーZ型認知症と診断された。 診断から半年後、Aさんは、かかりつけの病院の看護師に「書道教室や体操教室は、部屋のカレンダーに書いて参加しています。ただ、最近、病院に行くときに薬が残っています。大切な薬だと先生から言われていますし、忘れずに飲みたいのですが、どうしたらよいでしょうか」と相談した。看護師のAさんへの対応で最も適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3
EXPLANATION

解説

服薬管理困難な高齢者には簡便で具体的な行動課題(薬を飲んだらカレンダーに丸を付ける)が有効。視覚化と達成感で習慣化を促す。お薬手帳の確認や主治医任せ・「忘れることがあります」と一般化するのは具体的支援にならない。本人の主体性とエンパワメントを支える対応が望ましい。高齢者の特性を踏まえた個別的なケアが老年看護の基本姿勢となる。

KEY POINT
服薬=カレンダーに丸
出典:厚生労働省 第113回看護師国家試験 午前 問99(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文の内容は変えていません。ただし、原本で答を数字で書き込む形式(解答欄が「①②」のような桁)の計算問題16問だけは、Webで解けるように選択肢式に直しています。正答は公式の正答値表と一致することを確認しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。