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看護師 過去問 第114回 午前 問117

疾病の成り立ちと回復の促進 令和6年度2025年2月16日

【事例】A さん(30 歳、男性)は統合失調症で内服治療をしていた。最近、部屋にこもり、 精神科受診以外は外出しなくなった。ある日、母親がAさんの部屋で大量の薬を見つけ、確認すると「薬は飲みたくない」と話した。受診に付き添った母親は「A は昼間に寝ていて、夜に窓を開けて、隣の家に向かって悪口を言うな監視するなと大声で怒鳴る」と主治医に話した。A さんと母親の強い希望があり、精神科病棟に入院することになり、薬物療法が開始された。 入院3日、夜間の巡視のたびにAさんは起きていて「隣の人が自分を監視している」「皆が悪口を言っている」と小さな声で看護師に話した。日中はホールで眠そうにしていることもあり、レクリエーションには「疲れた」と言って参加しない。他の患者と話すことはあるがトラブルはない。歯磨きや身だしなみは、声をかけると行う。 入院1か月、A さんは夜間、眠れるようになり、妄想や幻聴の症状が軽減した。看護師がA さんに薬を自己中断した理由を尋ねたところ「いろいろとストレスが溜まると何もしたくなくなり、薬を飲むことも面倒でした。今回の入院で飲み続けたら嫌な症状もなくなってきました。薬は飲んだほうがよいですね。これからはストレスを感じても乗り越えていけそうです」と話した。A さんの考えに当てはまる概念はどれか。

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選択肢をえらぶと、
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正答 2
EXPLANATION

解説

レジリエンス(resilience)はストレスや困難な状況に直面しても、回復・適応し前向きに対処する力。「ストレスを感じても乗り越えていける」という発言はレジリエンスの表れ。カタルシスは感情浄化、コンコーダンス(協調)は医療者と患者の協働意思決定、コンプライアンスは医療者指示への遵守(受動的)。レジリエンスは精神看護で重要概念。

KEY POINT
レジリエンス=回復力・適応力
出典:厚生労働省 第114回看護師国家試験 午前 問117(厚生労働省)
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