カコモンノート

作業療法士 過去問 第53回 午前 問6

疾患・病態 第53回2018年2月(平成30年)

手の写真(別冊No.2 ①〜⑤)を別に示す。 上腕骨骨幹部骨折による神経麻痺によって生じやすいのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

正答は4。上腕骨骨幹部骨折では、骨幹部後面の橈骨神経溝を走行する橈骨神経が損傷されやすく、下垂手(手関節・手指の伸展不能で手が垂れる肢位)を生じます。写真ではこの下垂手を示すものが正答です。橈骨神経は手関節背屈・手指伸展・母指伸展を支配するため、これらが障害されます。鑑別として、正中神経麻痺では母指対立障害による猿手、尺骨神経麻痺では骨間筋・虫様筋障害による鷲手(かぎ爪変形)を呈します。骨折部位と損傷されやすい神経、生じる特徴的変形(橈骨神経=下垂手)を対応づけて覚えることが要点です。

KEY POINT
上腕骨骨幹部骨折では橈骨神経が損傷され下垂手を生じる
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第53回 午前 問6(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。