カコモンノート

作業療法士 過去問 第53回 午前 問9

疾患・病態 第53回2018年2月(平成30年)

7歳の男児。脳性麻痺の痙直型両麻痺。GMFCSレベルⅢ。床上を前方へ移動する様子(別冊No.4)を別に示す。 考えられる状態はどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 5
EXPLANATION

解説

正答は5。痙直型両麻痺は下肢優位の痙性を特徴とし、GMFCSレベルⅢでは移動に制限があります。床上を前方へ移動する際、左右の股関節を交互に分離して動かす運動が困難なため、両下肢を同時に動かすような未熟なパターンになりやすく、これが最も考えられる状態です。両麻痺では体幹・上肢の機能は下肢に比べ保たれるため、頭部保持能力の低下(1)、両側上肢の支持能力の低下(2)、肩甲帯周囲筋の筋緊張低下(4)は主病態と合いません。痙性は筋緊張の亢進であり低下(4)とも矛盾します。両麻痺=下肢優位、股関節の分離運動障害が要点です。

KEY POINT
痙直型両麻痺は下肢優位で、左右股関節の交互分離運動が障害される
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第53回 午前 問9(厚生労働省)
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