カコモンノート

作業療法士 過去問 第58回 午前 問1

評価・検査 第58回2023年2月(令和5年)

60歳の女性。右中大脳動脈閉塞による脳梗塞。左片麻痺や感覚障害は重度で、車椅子座位では頸部右回旋がみられる。また、食事時にはしばしば左側の見落としがみられる。机上での模写検査の結果を図に示す。 結果の解釈として最も適切なのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正答は2。右中大脳動脈領域の脳梗塞では左半側空間無視を生じやすく、食事での左側見落としや頸部右回旋がその徴候である。ただし模写検査の結果を解釈する際、左側を探索しようとする様子(左方探索)が認められれば、無視が完全ではなく左方への注意が部分的に働いていることを示す。設問の図はこの左方探索の存在を示すものとして最も適切な解釈となる。記憶障害(1)や理解力低下(3)は本検査から直接判断できず、選択的注意が保たれている(4)や重度の左半側空間無視(5)と断定するのは、左方探索がみられる所見と整合しないため不適切。

KEY POINT
模写で左を探そうとする動きがあれば、左半側空間無視は完全ではない
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第58回 午前 問1(厚生労働省)
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