カコモンノート

作業療法士 過去問 第58回 午後 問10

疾患・病態 第58回2023年2月(令和5年)

42歳の男性。右利き。自営業。3年前に脳出血発症後、回復期リハビリテーション病院を経て自宅退院し復職したが、仕事中に再発した。初発時の頭部CT(別冊No.2A)と再発時の頭部CT(別冊No.2B)を別に示す。 再発時の新たな症状として最も考えられるのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正答は2の構音障害。初発の脳出血から復職後に再発しており、新病変により新たな神経症状が加わったと考える設問である。構音障害は被殻・橋・小脳など運動路や関連部位の病変で生じやすく、脳出血の再発として最も起こりやすい症状で正答。昏睡は広範・脳幹の重篤な障害に限られ「新たな症状」として一般的でない。右同名半盲は後頭葉・視放線、回転性めまいは前庭・脳幹小脳、Gerstmann症候群は優位半球頭頂葉(角回)の限局病変で、いずれも本例の再発病巣として構音障害より可能性が低い。キーポイントは病巣部位と症状の対応関係を押さえること。

KEY POINT
被殻・橋・小脳など運動路の再出血では構音障害が生じやすい
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第58回 午後 問10(厚生労働省)
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