カコモンノート

作業療法士 過去問 第58回 午前 問15

治療・支援 第58回2023年2月(令和5年)

19歳の女性。大学生。1か月前から通学途中の電車の中で突然、強い不快感を覚え、大量の汗をかき、呼吸困難となり、このままでは死んでしまうのではないかと恐怖心を抱くようになった。次第に電車に乗れなくなり、通学ができなくなった。母親と精神科クリニックを受診して、外来作業療法が処方された。 この患者の発作時に予想される症状はどれか。2つ選べ。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3・5
EXPLANATION

解説

正答は3と5。突然の強い不安・発汗・呼吸困難・死ぬのではという恐怖を反復し予期不安から電車に乗れなくなる病像はパニック障害の典型で、発作時には自律神経症状として動悸(5)・発汗・振戦(3)・呼吸困難・胸部不快感などが出現する。健忘(1)や昏迷(2)、せん妄(4)は意識・記憶の障害でありパニック発作の症状ではない。発作は数分から十数分でピークに達し自然軽快するが、予期不安と広場恐怖により生活が制限される点が特徴。作業療法では不安への対処や段階的な行動範囲拡大が課題となる。

KEY POINT
パニック発作は動悸・発汗・振戦など自律神経症状が主体
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第58回 午前 問15(厚生労働省)
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