作業療法士 過去問 第60回 午後 問6
52歳の男性。右利き。脳梗塞による右片麻痺。発症後14日目に回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。意識は清明で、認知機能に問題はない。Brunnstrom法ステージ上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅴ。疼痛や浮腫はない。機能回復を目的とした作業療法を図に示す。 現時点でこの患者の右上肢に行う訓練で最も適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます
選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
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正答 4
EXPLANATION
解説
この問題は右片麻痺(Brunnstrom上肢Ⅲ・手指Ⅲ・下肢Ⅴ)に現時点で行う上肢訓練を図から選ぶもので、正答は4(④)。上肢・手指ともステージⅢは屈曲共同運動が優位で随意的な分離運動が困難な段階であり、共同運動を利用しつつ分離運動を促す難易度の訓練が適切となる。巧緻動作など高い分離運動を要求する課題は時期尚早で不適。麻痺の回復段階(ステージ)に見合った難易度設定を選ぶことが要点。
KEY POINT
上肢・手指ステージⅢは屈曲共同運動が優位で巧緻動作は時期尚早「治療・支援」の他の問題
- 第60回 午後 問569歳の女性。関節リウマチ。45歳で診断を受けて投薬治療が開始された。 Steinbrocker のステージⅢ、クラス 2。両手指は軽度尺側偏位で動揺性を…
- 第60回 午後 問88歳の女児。脳性麻痺痙直型両麻痺である。ボール遊び時の姿勢設定を図に示す。 この児の適切な姿勢設定はどれか。
- 第60回 午後 問367歳の男性。右利き。灯油による引火で右前腕以遠にⅢ度の熱傷を受傷した。 救命救急センターに搬送され、壊死組織のデブリドマンを施行され、植皮術が行われた。…
- 第60回 午後 問1157歳の女性。右利き。5年前から多発性筋炎でステロイド治療中。約1か月前から四肢の脱力と易疲労性が著しく、多発性筋炎の増悪と診断された。嚥下機能は保たれて…
- 第60回 午前 問100注意欠如・多動症〈注意欠如・多動性障害〉に対する心理社会的治療で適切でないのはどれか。
- 第60回 午後 問1348歳の男性。右利き。脳梗塞で左片麻痺。この患者の SOAP による作業療法記録を別に示す。 記入箇所で適切でないのはどれか。
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第60回 午後 問6(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。
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