カコモンノート

作業療法士 過去問 第60回 午後 問15

評価・検査 第60回2025年2月(令和7年)

30歳の女性。統合失調症。高校在学中に発症し休学をしながらも高校を卒業した。その後数回の入退院を経て、現在精神科デイケアを利用している。「作業の手順が分からない」、「説明がよく分からない」と訴えるため、認知機能検査を実施した。図版の一部を図に示す。 この検査で評価するのはどれか。

この問題の図
問題に添えられた図。出典は下に書いています。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

正答は2の遂行機能。「作業の手順が分からない」「説明が分からない」という訴えに対し、カードの分類ルールを試行錯誤しながら見つけ、ルール変更に柔軟に対応する能力を評価する検査(WCST など)が用いられており、これは概念形成・セットの転換といった遂行機能を測るものである。運動機能・言語流暢性・注意/処理速度・ワーキングメモリーはそれぞれ別の認知領域で、本検査の主眼ではない。検査課題の性質から評価領域を判断することが要点。

KEY POINT
カードの分類ルールを見つけ切り替える課題は遂行機能を測る
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第60回 午後 問15(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。