カコモンノート

社会福祉士 過去問 第34回 問103

相談援助の理論と方法 令和3年度2022年

事例を読んで,U病院のH医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のクライエントへの対応として,適切なものを2つ選びなさい。 〔事例〕Jさん(26歳,女性)の3歳になる娘は,先天性の肺疾患でU病院に入院中であったが,在宅療養に切り替えることになった。退院に際して,医師はJさんに,「ご自宅で長時間のケアをご家族が担うことになりますので福祉サービスの利用が必要になると思います」と伝え,相談室に行くように勧めた。Jさんは,「今のところ福祉サービスの利用は必要ないと思います」と返答したが,数日後,担当看護師に促されて相談室を訪れた。Jさんは,H医療ソーシャルワーカーに,「自分の子なので自分で看たいと思っています。誰にも任せたくないので,福祉サービスを利用するつもりはありません」と,うつむきながら告げた。

2つえらぶと、答えと解説が出ます

2つえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3・5
EXPLANATION

解説

正解は選択肢3と5。Jさんはサービス利用を拒みつつも相談室に来ており、この段階では拒否を否定せず来室をねぎらって退院後の生活を一緒に考える姿勢を示すこと、そして相談室と自分の役割を説明し何ができる場かを伝えることが関係づくりの出発点になる。選択肢1のように利用希望がないから支援不要と判断すれば、潜在的なニーズを見落とすことになる。

KEY POINT
消極的な来談者=来室をねぎらう+機関の機能説明
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 社会福祉士国家試験 令和3年度 問103(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)
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