介護福祉士 過去問 第38回 問38
次の記述のうち,歩行が不安定になり,移動の意欲が低下している利用者に対する介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます
選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
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正答 3
EXPLANATION
解説
正解は3。歩くのが不安定になると「転ぶのが怖い」「どうせ歩けない」と意欲が下がり、歩かないからさらに弱る、という悪循環に入る。それを断つには、今の力で届く短い距離を目標にして「できた」を積み重ね、自信を取り戻してもらう。だから3が正しい。
1は、福祉用具は自力歩行を妨げるものではなく、安全に歩く範囲を広げる道具。避けるのは逆。
2は、どこへ何のために行くのかが分かるから歩く気になる。目的を伝えずに機能訓練だけ優先しても意欲は戻らない。
4は、不安定さに合わせて行動範囲を狭めると、活動量が減って心身の機能が落ちる(生活不活発病)。
5は、本人が望まない目標を職員の判断で押しつけるのは本人本位ではない。
根拠:介護保険法 第1条(有する能力に応じた自立した日常生活)、厚生労働省「介護予防マニュアル」の考え方(生活不活発病の予防、本人の目標設定)、出題基準「生活支援技術」自立に向けた移動の介護。
KEY POINT
移動の意欲が下がった人には、届く目標で成功体験を積ませる。範囲を狭める・押しつけるは逆効果。「生活支援技術」の他の問題
- 第38回 問37パーキンソン病(Parkinson disease)の人の住まいに関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 第38回 問39次の記述のうち,右片麻痺のある利用者に対する,仰臥位(背臥位)から車いすへの移乗の介護として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 第38回 問36介護老人福祉施設における,快適な室内環境に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 第38回 問40視覚障害者の歩行時の誘導に関する次の記述のうち,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 第38回 問35次の記述のうち,介護福祉職が行う利用者の生活支援として,最も適切なものを1つ選びなさい。
- 第38回 問41身じたくの目的に関する次の記述のうち,国際生活機能分類(ICF)における「心身機能・身体構造」の観点が考えられるものとして,最も適切なものを1つ選びなさい。
出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 第38回介護福祉士国家試験 問題38(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)
試験センターの「過去問題の使用について」に基づき、問題文・選択肢の内容は変えずに掲載しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成したもので、試験センターとは関係ありません。法改正等により、現在では成立しない問題が含まれる場合があります。
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