カコモンノート
カコモンノート › 看護師 › 第107回 › 午前 問111

看護師 過去問 第107回 午前 問111

老年看護学 平成29年度2018年2月18日

【事例】A さん(76 歳、女性)は、長女 (46 歳、会社員)との2人暮らし。A さんは5年前に 2型糖尿病と診 type2diabetes mellitus断された。1年前から血糖測定とインスリン自己注射を朝1回行っている。炊事は主にAさんが担当している。A さんは、長女の帰宅に合わせて夕食を摂るため、夕食時間にばらつきがある。定期の外来受診時にAさんは「時々汗が出て手が震えることがあります」と外来看護師に相談した。A さんのバイタルサインは、 体温36.4 ℃、脈拍74/分、血圧128/80 mmHg。身長154 cm、体重68 kg である。 6か月後の外来受診時に、同席していた長女が「甘い物ばかり食べる母を叱ってしまいます」と外来看護師に話した。A さんは黙って話を聞いていた。前回の受診から低血糖症状はなく、体重は増加した。A さんは日中テレビを観て過ごしていることが多い。外来看護師が別室で長女に提案する内容で最も適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

認知症ではない糖尿病高齢者の食行動の問題には、まず本人の気持ちを聞くことが大切。なぜ甘い物を食べるか(孤独・退屈・楽しみ・知識不足)を理解した上で対応を考える。叱責回避・隠蔽・糖尿病食習得は対症的だが、本人の心理に寄り添うことなく実行しても効果が薄い。共感的理解が行動変容の基盤となる。 家族支援は慢性疾患の自己管理継続を支える。

KEY POINT
食行動=本人の気持ち聞く
出典:厚生労働省 第107回看護師国家試験 午前 問111(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文の内容は変えていません。ただし、原本で答を数字で書き込む形式(解答欄が「①②」のような桁)の計算問題16問だけは、Webで解けるように選択肢式に直しています。正答は公式の正答値表と一致することを確認しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。