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看護師 過去問 第107回 午前 問116

老年看護学 平成29年度2018年2月18日

【事例】Aさん(82歳、男性)。妻との2人暮らし。障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準はランクJ。Aさんは掻痒感のために皮膚科を受診し、老人性皮膚掻痒症と診断され、抗ヒスタミン内服薬が処方された。身長165cm、体重55kg。Aさんの趣味は散歩で、毎日1km程度を歩いている。 A さんは「食べにくくてあまり食事が摂れていない。階段の昇り降りをしたり、10 分以上歩いたりすると疲れてしまい、あまり外に出なくなった」と言う。体重は1か月間で2kg 減少していた。他に自覚症状はなく、血液検査の結果は、血清蛋白の低下の他に異常はなかった。このときの A さんに出現している現象として最も考えられるのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
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正答 2
EXPLANATION

解説

中等度の体重減少・血清蛋白低下・易疲労感・運動低下はサルコペニア(加齢性筋肉量減少)またはフレイル(虚弱)を示唆する。筋肉量減少が筋力低下・活動低下・更なる栄養不足の悪循環を生む。脱水・胃酸亢進・関節可動域制限は別所見。栄養介入・運動療法でサルコペニア・フレイルの進行を抑える。 高齢者のサルコペニア予防が重要な課題となる。

KEY POINT
体重↓血清蛋白↓=筋肉量減少
出典:厚生労働省 第107回看護師国家試験 午前 問116(厚生労働省)
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