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看護師 過去問 第107回 午前 問95

人体の構造と機能 平成29年度2018年2月18日

【事例】A さん(55 歳、男性)。胃癌のため胃全摘出術を受けた。術中の出血量は300 mL で、輸血は行われなかった。既往歴に特記すべきことはない。入院時身長166 cm、 体重78 kg。手術後1日、硬膜外持続鎮痛法が行われているが、A さんは創部痛が強いため呼吸が浅く、離床はできていない。このときのバイタルサインは、体温 37.1 ℃、呼吸数22/分、脈拍120/分、血圧162/90 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(2SpO2393 % 鼻カニューラ2L/分酸素投与下)。Hb 13.8 g/dL。尿量60 mL/時。意識清明、心音および呼吸音に異常なし。頸静脈怒張なし。下肢に浮腫なし。創部に熱感や発赤を認めない。腹腔ドレーンからは少量の淡血性排液があるが、膿性ではなく、異臭もない。 手術後5日からAさんの食事が開始された。A さんは食事の後に、めまい、顔面紅潮、動悸、下腹部痛を伴う下痢が出現し、冷汗がみられるようになった。現状で最も考えられるのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

ダンピング症候群は胃切除術後に食物が小腸へ急速流入することで生じる。早期(食後30分以内)=循環血液量減少と腸管反応で動悸・冷汗・めまい・腹痛・下痢。後期(食後2〜3時間)=反応性低血糖で発汗・脱力・空腹感。乳糖不耐症・偽膜性腸炎・術後せん妄とは経過と症状が異なる病態である。 ダンピング症候群の症状と機序を理解する。

KEY POINT
胃切除後食後=ダンピング
出典:厚生労働省 第107回看護師国家試験 午前 問95(厚生労働省)
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