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看護師 過去問 第108回 午後 問119

老年看護学 平成30年度2019年2月17日

【事例】A さん (55 歳、男性、自営業)は、父親 (78 歳)と2人暮らし。A さんは、2年前から食後に心窩部痛を感じていたが、医療機関を受診していなかった。午後3時、A さんは胃部不快感を訴えた直後、突然コップ1杯程度の吐血があり倒れた。父親が救急車を呼び、救急病院に搬送された。到着時、意識はジャパン・コーマ・スケール rJCStⅠ-3。バイタルサインは、体温36.4 ℃、呼吸数20/分、脈拍124/分、整、血圧86/50 mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95 %。顔面は蒼白で、皮膚は湿潤している。四肢冷感を認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、黄染を認めない。腹部は平坦で腸蠕動音は微弱、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。胃部不快感は受診前よりも改善している。担当した医師に父親が「息子は黒い便が出ると言っていた」と伝えた。 A さんは緊急入院となり、医師から「少なくとも2週間程度の入院が必要です」と説明を受けた。立ち会っていた看護師長にAさんは「最近、父の物忘れがひどくて、1人でどこかに行ってしまったこともあるので、家に帰せません。何とかなりませんか」と訴えた。父親は要介護認定を受けているが、現在は介護保険サービスを利用せず、A さんが介護をしながら生活していた。A さんの父親に対する看護師長の対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

認知症高齢者の介護者(家族)が入院する場合、地域包括支援センターに相談し緊急ショートステイ・介護サービス調整を行うのが適切。介護保険サービス未利用の認知症高齢者の緊急保護先確保が課題。自院入院は適応外、精神保健福祉センターは精神科対象、特養は長期入所で短期対応に不向きとなる。 介護者入院時の高齢者保護体制を理解する。

KEY POINT
介護者入院=地域包括相談
出典:厚生労働省 第108回看護師国家試験 午後 問119(厚生労働省)
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