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看護師 過去問 第108回 午後 問318

人体の構造と機能 平成30年度2019年2月17日

【事例】A さん 55 歳、男性、自営業!は、父親 78 歳!と人暮らし。A さんは、年前か ら食後に心窩部痛を感じていたが、医療機関を受診していなかった。午後時、A さんは胃部不快感を訴えた直後、突然コップ杯程度の吐血があり倒れた。父親が救 急車を呼び、救急病院に搬送された。到着時、意識はジャパン・コーマ・スケール rJCStⅠ-。バイタルサインは、体温36.4 ℃、呼吸数20/分、脈拍124/分、整、血 圧86/50 mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度rSpO2t95 %。顔面は蒼白で、皮膚は湿潤 している。四肢冷感を認める。眼瞼結膜は軽度貧血様であるが、黄染を認めない。腹 部は平坦で腸蠕動音は微弱、心窩部に圧痛を認めるが、筋性防御はない。胃部不快感 は受診前よりも改善している。担当した医師に父親が「息子は黒い便が出ると言って いた」と伝えた。 A さんの状態で考えられるのはどれか。

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正答 1
EXPLANATION

解説

消化管出血(吐血・下血)後の症状(皮膚冷感・血圧低下・頻脈・冷汗・意識低下)は出血性ショック(循環血液量減少性ショック)を示唆する。緊急輸液・輸血・止血処置が必要。イレウスは腹痛・嘔吐・腹部膨満、低血糖は冷汗だが意識・自律神経症状、脱水は皮膚乾燥が中心で出血ショックとは病態が異なる。 出血性ショックの早期認識が救命の鍵となる。

KEY POINT
出血後ショック=出血性ショック
出典:厚生労働省 第108回看護師国家試験 PM 問118(厚生労働省
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