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看護師 過去問 第109回 午前 問116

疾病の成り立ちと回復の促進 令和元年度2020年2月16日

【事例】A さん(57 歳、男性)は、妻(55 歳)と長女 (28 歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、A さんは直腸癌を再発し、 治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知され、A さんは 「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、A さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。 退院後、A さんは痛みが強くなってきたため、主治医はオキシコドン塩酸塩を増量したが、A さんは眠気が強くなり「薬を飲みたくない」と訴えた。そのため、フェンタニル貼付剤に切り替え、レスキュー薬としてフェンタニルクエン酸塩舌下錠が処方された。訪問看護師によるAさんの家族への疼痛緩和のための薬物療法の指導で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

フェンタニル貼付剤は皮膚から経皮吸収され全身作用するため、家族が交換時に貼付面(薬剤含有面)を素手で触れないよう指導する(皮膚吸収による中毒予防)。便秘は副作用だが貼付継続は必要(緩下薬で対応)、残薬は医療機関返却、レスキュー薬には用法用量・間隔の指示があり守る必要がある。 オピオイドの適切な使用と家族への安全教育を行う。

KEY POINT
貼付剤=貼付面に触れない
出典:厚生労働省 第109回看護師国家試験 午前 問116(厚生労働省)
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