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看護師 過去問 第109回 午前 問117

在宅看護論 令和元年度2020年2月16日

【事例】A さん(57 歳、男性)は、妻(55 歳)と長女 (28 歳)の3人暮らし。4年前に直腸癌と診断され、手術を受けてストーマを造設した。その後、A さんは直腸癌を再発し、 治療を行ったが効果がなく、腹部のがん疼痛を訴えたため、疼痛をコントロールする目的で入院した。主治医からAさんと家族に余命4か月程度と告知され、A さんは 「痛みは取り除いてほしいが、延命治療は望まない。自宅で好きなことをして過ごしたい」と話している。現在、A さんはオキシコドン塩酸塩を1日2回内服し、痛みがなければ日常生活動作〈ADL〉は、ほぼ自立している。 退院後3か月。A さんの食事や水分の摂取量は減り、徐々に傾眠傾向になってきた。A さんの妻は訪問看護師に「少し怖いが、できればこのまま自宅で看ていきたい」と話した。A さんを自宅で看取るための訪問看護師の対応で適切なのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3
EXPLANATION

解説

在宅看取りの準備期では今後起こりうる状態変化(経口摂取低下・尿量減少・呼吸変化・四肢冷感・チアノーゼ・下顎呼吸等)を家族に事前説明し心の準備を促す。高カロリー輸液は終末期には浮腫・気道分泌増加で苦痛増、清潔ケアは家族参加で行う、24時間付き添い強制は介護者疲弊を招く。家族支援が重要となる。 看取り期の家族の心理社会的支援が大切となる。

KEY POINT
看取り準備=変化を事前説明
出典:厚生労働省 第109回看護師国家試験 午前 問117(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文の内容は変えていません。ただし、原本で答を数字で書き込む形式(解答欄が「①②」のような桁)の計算問題16問だけは、Webで解けるように選択肢式に直しています。正答は公式の正答値表と一致することを確認しています。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。