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看護師 過去問 第110回 午前 問116

基礎看護学 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん(78歳、男性)は、妻 (70 歳)と2人暮らしである。脳血管障害後遺症による右片麻痺があり、車椅子への移乗は部分介助、要介護2である。排泄はポータブルトイレを利用している。A さんと妻はなるべく家で過ごしたいと考え、自宅での介護はすべて妻が行っている。長女 (会社員)が県内に在住しているがAさんの介護はしていない。訪問看護を週1回利用するのみで、他のサービスは利用していない。最近、妻の腰痛が悪化し、妻から訪問看護師に「主治医から介護の負担を軽減するように言われました。でも夫は家から出たくないし、私も夫をどこかに預けるのは不安です。どうしたらよいでしょうか」と相談があった。 サービス導入後1か月。今朝、妻から訪問看護師に「夫の身体が震えています。よだれを垂らして、目が合わないです」と連絡があった。訪問看護師が訪問すると、A さんの震えは止まっており、A さん自身は「何が起きていたのか覚えていない」と言う。訪問時の体温 36.0 ℃、呼吸数 18/分、脈拍 82/分、血圧 130/62 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)95 %(room air )であった妻によると、2日間排便がなく、尿量 1,500 mL/日、尿の性状は黄色透明とのことだった。妻からの連絡時にAさんに起きていたと考えられる状態はどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 4
EXPLANATION

解説

身体の震え・流涎・目が合わない・意識消失(その後本人は覚えていない)はけいれん発作(てんかん発作)の典型的徴候。発作後は意識朦朧やもうろう状態となり、本人は発作時の記憶がない。感染・脱水・便秘では意識消失と震えの組み合わせは生じにくい。発作時の安全確保と医師への報告が必要となる。 安全確保と発作後の意識・バイタル観察が重要。

KEY POINT
けいれん=震え・記憶なし
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 午前 問116(厚生労働省)
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