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看護師 過去問 第110回 午前 問117

基礎看護学 令和2年度2021年2月14日

【事例】A さん(78歳、男性)は、妻 (70 歳)と2人暮らしである。脳血管障害後遺症による右片麻痺があり、車椅子への移乗は部分介助、要介護2である。排泄はポータブルトイレを利用している。A さんと妻はなるべく家で過ごしたいと考え、自宅での介護はすべて妻が行っている。長女 (会社員)が県内に在住しているがAさんの介護はしていない。訪問看護を週1回利用するのみで、他のサービスは利用していない。最近、妻の腰痛が悪化し、妻から訪問看護師に「主治医から介護の負担を軽減するように言われました。でも夫は家から出たくないし、私も夫をどこかに預けるのは不安です。どうしたらよいでしょうか」と相談があった。 A さんは入院したが、状態が安定し入院後3日で退院することが決まった。長女が「父が退院したら、母の腰痛が心配なので、私が父のポータブルトイレへの移動を手伝いたいと思います。介助の方法を教えてください」と訪問看護師に相談があった。訪問看護師が長女に指導するベッドからポータブルトイレへの移乗の介助方法で正しいのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

ベッドからポータブルトイレへの移乗介助では、患者を端坐位にし前傾姿勢(おじぎするように)になってもらうことで重心移動・立ち上がりが容易になる。ポータブルトイレは健側に設置、介助者は患者の患側に立つ、移乗時はズボンではなく腰部や移動ベルトを持つ。安全な移乗技術は介助者の腰痛予防にも重要。 介助者の腰痛予防と患者の自立を両立させる。

KEY POINT
移乗=前傾姿勢で立ち上がる
出典:厚生労働省 第110回看護師国家試験 午前 問117(厚生労働省)
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