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看護師 過去問 第114回 午前 問99

人体の構造と機能 令和6年度2025年2月16日

【事例】A さん(50 歳、女性、会社員)は、職場で激しい頭痛を訴えて倒れ、意識を失って、 救急搬送された。救命救急センター到着時のバイタルサインは、体温36.7 ℃、呼吸数20/分、脈拍88/分、血圧168/88 mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98 % (room air)であった。閉眼していたので、大声で話しかけると開眼したが、すぐに閉眼して眠り込んでしまう。 A さんの回復は順調で、後遺症なく退院した。退院1か月後の外来で、A さんに生活状況を聞くと、会話に対する反応は鈍く「この間、尿を漏らしてしまいました」と話した。家族は「最近物忘れが激しく、歩くのも遅くなりました」と話した。看護師がA さんに書類を渡すと、スムーズに受け取り、きれいな文字で名前を書いた。家族は「入院前と変わらない字で書けています」と言った。A さんに起こっている可能性が高いのはどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 2
EXPLANATION

解説

退院後の認知機能低下・歩行障害・尿失禁の三徴は正常圧水頭症(NPH)の典型的所見。クモ膜下出血後の合併症として髄液吸収障害により続発する。書字や受け取り動作が保たれることから、皮質下機能低下が示唆される。脳血管攣縮は通常SAH後4〜14日(退院後は時期外れ)、再破裂は急性発症、Parkinson病は別経過。

KEY POINT
SAH後三徴(認知・歩行・失禁)=NPH
出典:厚生労働省 第114回看護師国家試験 午前 問99(厚生労働省)
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