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看護師 過去問 第114回 午後 問299

人体の構造と機能 令和6年度2025年2月16日

【事例】A さん 57 歳、男性!は、芳香族アミンを扱う化学工場に39 年勤務している。 現病歴:ここ数か月で次第に尿の色が濃くなった。いきまないと排尿できなくなり、 泌尿器科を受診し、採血および尿検査を受けた。 既往歴:特記すべき点なし。 生活歴:喫煙40 本/日を36 年間、焼酎120 mL の飲酒をほぼ毎日、20 年間続けてい る。 身体所見:顔面、四肢に浮腫なし、黒色便なし、血便なし。 検査所見:赤血球308 万/μL、Hb 9.9 g/dL、血清アルブミン4.2 g/dL、血清総ビリ ルビン0.2 mg/dL、血糖102 mg/dL、ヘモグロビンA1c¹HbA1c¼ 5.4 %。 A さんは術後から、これまでにはなかった勃起障害が出現した。A さんのテストステロン値は 13.5 pg/mL50 歳代の基準値:4.6〜19.6 pg/mL であった。A さんの勃起不全の原因で考えられるのはどれか。

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正答 2
EXPLANATION

解説

膀胱全摘術では骨盤神経叢を含む周囲組織を切除する際に勃起神経(自律神経)が損傷を受け、術後勃起障害が生じる。テストステロン値が基準範囲内(正常)であることから、内分泌的原因ではなく神経損傷が原因と判断できる。糖尿病・喫煙は長期的影響、加齢性内分泌低下も関与しうるが、本症例では神経損傷が最有力。術後機能障害への対応はQOL維持のため重要な看護援助となる。

KEY POINT
膀胱全摘後ED=骨盤神経損傷
出典:厚生労働省 第114回看護師国家試験 PM 問99(厚生労働省
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