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看護師 過去問 第114回 午後 問113

精神看護学 令和6年度2025年2月16日

【事例】A さん(21 歳、女性、大学生)は、1人で暮らしている。友人関係のトラブルでうつ状態になり、3か月前から精神科クリニックへの通院を開始した。頓用の抗不安薬を処方され不安が高まったときに服用していたが、徐々に酩酊や陶酔感を得るために服用するようになった。最近は指示された抗不安薬の量では酩酊や陶酔感が得られなくなってきたため、数日分の薬を溜めて一度に大量に服用するようになった。抗不安薬を大量に使用した翌日は大学を休むことが続いていた。 ある日の夜、A さんと突然連絡がつかなくなったことを心配した母親が、A さんのアパートを訪ねると、意識を失っているAさんを発見した。すぐに救急車を呼び、A さんは救命救急センターへ搬送された。翌朝、同じ病院の精神科病棟に転棟し、器質的検査および生理的検査では異常が認められなかった。救急隊からの情報によると、アパートには抗不安薬を大量に服用した痕跡があった。入院後 48 時間から 72 時間にかけてAさんに出現する可能性が高い症状はどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
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正答 1
EXPLANATION

解説

抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)の大量服用後の離脱症状は服用中断後48〜72時間でピークを迎え、不安・振戦・痙攣・幻覚・せん妄様症状を生じる(離脱せん妄)。感情鈍麻は陰性症状、思考途絶は統合失調症、妄想気分は妄想形成の前駆症状で、離脱症状の典型ではない。BZD離脱は致死的なこともあり厳重管理が必要。薬物依存の離脱管理はバイタル監視と安全確保が重要となる。

KEY POINT
BZD離脱48〜72h=幻覚
出典:厚生労働省 第114回看護師国家試験 午後 問113(厚生労働省)
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