カコモンノート

作業療法士 過去問 第51回 午後 問19

治療・支援 第51回2016年2月(平成28年)

32歳の女性。幼いころから落ち着きがなく、忘れ物も多かった。大学卒業後、医療事務の仕事に就いたが、仕事が忙しくなるとミスが多くなり、同僚にかんしゃくを起こすなど感情が不安定となった。仕事を休むことも多くなったため、職場の上司に勧められ、精神科を受診し、入院となった。2週後、情緒的に落ち着いたところで作業療法が開始された。 この患者の作業療法で予測される行動はどれか。

選択肢をえらぶと、答えと解説が出ます

選択肢をえらぶと、
ここに答えと解説が出ます
正答 3
EXPLANATION

解説

正解は「他者の作業種目に目移りする」。幼少からの落ち着きのなさ・忘れ物の多さから注意欠如・多動症が想定され、注意の転導性が作業中の目移りとして現れやすい。読書への没頭や確認の繰り返し、作品への固執は強迫傾向、他者回避は対人不安を思わせ、この事例像とは合わない。

KEY POINT
ADHDでは注意の転導性から作業中に目移りしやすい。
出典:厚生労働省 作業療法士国家試験 第51回 午後 問19(厚生労働省)
厚生労働省ホームページの公共データ利用規約(PDL1.0)に基づき、出典を明記して掲載しています。問題文・選択肢の内容は変えていません。元のPDFから文字を起こす都合で、印刷では小さく添えられている英語表記は用語の直後に〈 〉で入れ、縦組みの表や組合せ問題は横書きに組み直しています。文意を変える書き換えはしていません。解説は当サイトが独自に作成し、体裁を整えたものです。問題に添えられた図表は、実施団体が公表した問題PDFに載っているものです。